泥酔女を送り届けたが追い出されたのでロックを解除して侵入した話

あらすじ

ある日、男は泥酔女が落ちているのを発見した。男なら一度は経験してみたい泥酔女のお持ち帰り。絶好の機会を逃すまいと、苦労しながらも彼女を部屋まで送り届けるが、すぐに部屋を追い出されドアガードで玄関ドアを施錠されてしまう。
しかし彼はその程度で諦める男ではなかった。

目次

泥酔女はトイレに行きたい

俺が東京に住んでいたときの話。山手線内の比較的都心部に近い場所で一人暮らしをしていた。

 当時すでにフリーランスとして独立していたため、毎日出社する必要もなく、生活リズムが安定しない生活をしていた。繁華街からさほど離れていない場所であったこともあり”眠らない街 東京”は自由気ままに生きたい人間にとっては便利な場所だった。

 その日はたまたま早朝に目を覚ましていた。
生活の基準となる時間なんてなく、目が冷めたら起きる、腹が減ったら食べるという適当な生活である。

 たしかその時は、朝の散歩がてら徒歩3分のコンビニに食料でも調達しようと思って部屋を出た。時刻は朝の5時。

 いわゆる”普通の生活”をしている人たちはまだ寝ている時間であり、人が多い東京都心では限られた静かな時間帯である。季節は夏だったこともあり、早朝と言えど外は明るい。まだ気温が上昇しておらず清々しい朝である。

 そこは繁華街から少しだけ外れた住宅街であり、都心部で働いている人達が多く住んでいるエリアだ。自宅があったのは大通りから一本入ったところ。大通りに面したコンビニのちょうど裏側に位置する感じだ。

 左回りか右回りでグルっと大通りにでればコンビニにたどり着く。

「今日は右から行こう」

 コンビニに向かって歩き始めてすぐ、俺はあることに気づいた。
 近くのマンションの駐車場に人が横たわっている。

「お……」

 繁華街の近くということもあり、飲んだ帰りに息絶えている人間は珍しくない。しかし、その時はいつもと違った。

(女じゃん)

 いくら東京の繁華街近くと言えど、若い女性が1人で潰れていることなんてめったにない。俺は興奮し始めていた。

 近づくにつれて横たわっている人の様子が目に入ってくる。真っ直ぐ体を伸ばして寝転がっているわけでない。座った状態からそのまま崩れたような姿勢というか、ヤ○チャみたいな感じと言えばいいか。

 上は白い半袖Tシャツかカットソーのようなもの。
 下は青いスキニーデニム。
 身につけていただろうヒールは片方が脱げて近くに転がっている。
 カバンも近くに落ちている。
 下を向いて倒れているせいで茶色いロングヘアが邪魔して顔は確認できない。

(……アフター帰りのキャバ嬢だな)

 俺自身毎日のように飲み歩いている人間なので見慣れていた。この地域のマンションは夜職の人間が大勢住んでいることも知っていた。夜職の会社が部屋を借り上げて、キャバ嬢や風俗嬢を住まわせたり又貸しのようにしているケースも多い。

(周りに人は……いないな)

千載一遇のチャンスと出会った俺は周囲を索敵しつつゆっくり距離を縮める。

 酔い潰れる寸前の人間が介抱されず1人で自宅近くまで帰ってくる。
 自宅までたどり着けずに潰れる。
 その後、自分が発見するまで誰にも連れさられていない。

 これだけ難しい条件が揃わないと若い女性が倒れているところなんて遭遇できないのだ。

 早朝であることが幸いし周囲に人の気配はない。人の目がないことを確認しつつ倒れている女性に接近する。

「大丈夫ですか?」
「……」

 無反応……。完全に酔いつぶれて寝ている。

 このあとの展開はわからないが、とにかく周りへの警戒だけは解かない。

 例えば、ちょうど彼女の知り合いなんかが登場したら「下心なく親切心で声をかけていた」ということで切り抜けなければならない。おっぱいを揉んでるところなど見られたらそれこそ揉めてしまう。

(顔が見たいな)

 男なら誰でも夢見たことがある泥酔女お持ち帰りのチャンスが目の前にある。こんなチャンスは何年に1回レベルであるかないかだ。

自分の部屋か女の子の部屋かどちらかに搬送できないかは当然考えたが……その前に顔だ。ブスだったらそのまま放置して見殺しにしなければならない。

「大丈夫ですか?」

 心配しているていで声をかけつつ、女性の顔を覆っている髪の毛をどかす。酔いつぶれた状態なので決して万全ではないだろうが、ご尊顔を拝見させていただく。

(うん、普通にいける)

 おそらく20代前半くらいの女の子だ。普通にかわいい……たぶん。ブスではない。

 メイクの感じと、崩れてはいるがセットされていたであろう髪型からも、やはりキャバ嬢であることを確信する。このあたりは酒好き女子大生がひとり暮らしをしているなんてことは考えづらいし。

 キャバクラで1時頃まで働く。
 その後、アフターかサパーにでも飲みに行って朝まで飲む。
 繁華街からタクシーで戻ってくる。
 タクシーを降りたあと自宅にたどり着けず死んだ。

 まあこんな流れだろう。水商売あるある。

 さて、女の子の搬送を決意した俺はチ○コを立たせる前に女の子を立たせないといけない。

 最悪、女の子を担いで運ぶことも考えた。しかし脱いだヒールやカバンなどの荷物もあるし、完全に意識がなく脱力状態の人間を持ち上げるのは難易度が高い。

少し考える……

(とりあえずおっぱいだけ触ろう)

 首元が大きく空いている服でもないが、横向きで寝転がっている姿勢のおかげでおっぱいが潰れて胸の谷間がムギュッと見えている。

首元の布を引っ張っておっぱいを眺めつつパイタッチ。

「……!?」

 乳を触った瞬間、体をよじるように拒絶する。特に声を出すわけでもなく、意識を取り戻すわけでもなく、体と手を動かすだけの拒否反応だ。

 その後、介抱的なセリフを吐きつつつ髪の毛やデニムに包まれた足なんかをタッチしていくが反応はない。体を少し触ったくらいでは反応がないのだが、おっぱいや股間部分を触ったときだけやたらに拒否反応を示す。

 どうやら性的な部分だけは拒否したいらしい。無意識でもそういった危険性に反応するのだろうか。

 話しかけても無反応。
 肩や背中なんかを触っても無反応。
 エロいことだけは拒否。

 そうこうしているうちに10分か15分ほどたっただろうか。拒否反応のために体がしっかり動くタイプの酔っぱらいなので、そのまま持ち上げて移動させるは難しいと判断する。

 すぐ近くに人目につかない場所があれば、そこまで運んで続きをしたいところだが、あいにく都合の良い場所はなさそうだ。

 このまま時間がたつと人が起きて活動を始める時間になってしまう。俺は焦っていた。

(よし、起こして歩かせるしかない)

 肩を揺すって頑張って起こす。なかなか起きてくれないのでそのたび強めにゆすって意識を取り戻させる。なんとか目をあけたので上半身を起こしてやる。

「大丈夫ですか?」
「……」

「駐車場で寝てたらひかれますよ。」
「ん……」

「家まで送るので立ちましょう」

 酔いつぶれているとはいえゲロも吐いてないし失禁もしていない。多少髪の毛が乱れているだけで十分身なりは綺麗だ。

 半ば強引に抱えるようにして立たせる。こういうやつは自分で立ち上がろうとはしないが、無理やり立たせればあとはちゃんと自分で歩くものだ。俺のチ○コは言わなくても勃っている。

 女の子は立ち上がると裸足のまま歩き始めた。

「おいおい、荷物置いてくのかよ」

 めんどくせぇなと思いながら、俺は女の子のヒールとカバンを持って一緒に歩いていく。とりあえずフラつきながらも普通に歩けているので一安心。このまま女の子の部屋まで荷物をお持ちしてあげればよい。

「家この辺だよね?」
「……」

 タクシーでここまで来てるはずだから、彼女の自宅はすぐ近くのはず。駐車場からフラフラ歩いて出ていく。とりあえず、潰れていた駐車場があるマンションではないらしい。

 立ち上がってわかったがスタイルも悪くはない。

 身長は155くらい
 デブやぽっちゃりではない
 スキニーデニムがエロい
 パイはDくらいありそうだ

(なんとしてもおせっせしなければ)

このまま何事もなく順調に家まで搬送できますように……。

 最初は俺の部屋で介抱してあげることも選択肢にはあった。しかし、声をかけても要領を得ない受け答えしかできない。自分の意思で歩いていくのでそのまま彼女の部屋についていくことにした。

 ちなみに、今の状態を第三者が見ても「酔っぱらいをナンパしたりストーカーしている」ようには見えない。

なぜなら俺が彼女のカバンと靴を持っているからだ。その状態で彼女も気にせず2人で歩いている。つまり、知り合いが介抱しているか、荷物持ちをさせられているようにしか見えない。

 「ところで家どれ?」

 すぐ近くに自宅があるはずなので「どこ?」ではなく「どれ?」という聞き方だ。

「あのマンション?それともそっちのアパート?」
「……」

 自宅の場所を教えてくれないままフラフラ歩き続ける。しばらく同行していると、ようやく彼女が口を開いた。

「トレイいきたい」
「おう、家に帰ってトイレいったらいい」

「トイレいきたい」
「うん、で、君の家どこ?」

「トレイいきたい」
「ん?漏れそうなの?」

「トイレいきたい」
「その辺でする?(野ションするなら見たい)」
「……」

 どうもトイレは行きたいけど野ションはしないようだ。家の場所などを質問してもまともな回答は得られず、トイレに行きたいという意思だけ伝えてくる。

 そんなにトイレに行きたいならさっさと自宅の場所を教えてくれたらいいのに。最悪漏らされても非常に困る……。と、フラフラ歩いている彼女を見ていて気づいた。

(……こいつ自分の家わかってねぇな)

 あっち行ったりこっち行ったり、足取りだけでなく行き先もフラフラしている。

(……めんどくせぇ)

 並の男ならこの時点で諦める人もいるかもしれない。しかし、俺の心とチ○ポはこの程度で折れることはない。

 おっさんの死体はよく転がっているが、普通に抱ける思えるレベルの泥酔女を拾える機会なんてめったにない。伝説のポ○モンくらいレアだ。

 更に言うと俺の性癖的にこういうシチュエーションがぶっ刺さる。いつかやりたいと憧れていた泥酔女お持ち帰りだ。俺のポ○モンはモン○ターボールから飛び出しそうになっている。

 財布に入っているであろう免許証か保険証を探して住所を確認するしかない。歩きながら彼女のカバンを漁る。女子のカバンは化粧ポーチやらなんやらごちゃごちゃしているが、すぐに財布は見つかり免許証もあった。

 住所をGoogleMAPで確認する。

「あーあの辺か……てか逆じゃねぇか」

 最初にいた駐車場から見て歩いてきた方向とは逆側に彼女の自宅がある。すでに数十メートルほど歩いてきたが、もし正しい方向に歩いていればすでに到着している距離だ。

(てか俺んちから徒歩2分以内くらいの場所だよな)

 仕方がないので、今いる場所から彼女の家の方向に向う。ある程度の距離を歩いてきてしまっているので、そのまま引き返すよりもグルっと迂回して向かう方が近い。なんというか、無駄に一周して元の場所に戻る感じだ。

 今いる場所からだと100mあるかどうかぐらい。まぁなんとか歩いて行けるだろう。

「裸足で歩いてて足痛くないの?」
「トイレ」

 相変わらず尿意を催しているらしい。膀胱がパンパンならもう少しキビキビと歩いて欲しい。俺も金玉がパンパンだ。

 最初の駐車場からおそらく10分以上ウロウロしている。そうしているうちに人が現れた。

 一瞬「やばい……」と思ったが、敵はおばちゃんというかおばあちゃんというか……中高年以上の女性1人だ。朝の散歩かなにかだろう。

 俺は泥酔女と(あまり成り立っているとは言えないが)会話をしながら歩いている。おばあちゃんにも特に警戒されずに通り過ぎることができた。

 どちらかと言えば、警戒するより呆れた目で見られていた気がする。「あーいつもの酔っぱらいね」くらいの印象だろう。

 途中彼女が何度かしゃがみ込むことはあったが、いよいよ目的のトイレつきマンションに到着する。

 エントランスはオートロックだったが、彼女のカバンから見つけ出した鍵を使ってなんなく突破する。というか俺が開けないと彼女は自分で部屋までたどり着けないだろう。

 念の為、もう一度免許証から部屋番号を確認して玄関へ向かう。幸いマンションのエントランスから部屋の前まで誰とも鉢合わせることなくたどり着けた。

 さて、玄関を開ける前にシミュレーションをする。
 なんのシミュレーションか?

”部屋の中に人がいた場合”の想定だ。

 ファミリー向けのマンションではないが、彼氏や同居人が室内にいる可能性は十分ある。

 そっと開けて室内を覗き、人がいるようならそのまま退散
 もし遭遇してしまったら「送り届けた」ことにして退散

 相変わらず俺が彼女のヒールもカバンも全て持った状態なので、無理やりストーカーしてきたようには見えないだろう。

(それでは失礼して)

 玄関オープン。

 室内を覗くと間取りはよくある1K。
 入ってすぐバスルームやキッチンがあって、その奥に居住スペース。
 仕切りとなるドアは空いていたので、部屋の最奥にベッドが見える。

 室内には誰もいない。
 一人暮らしだ。

(よし行ける)

 部屋まで辿りついたことに安堵していたところ、部屋に入るなり彼女が口を開く。

「トイレ」
「おう、行け――」
「トイレ行くから出てって」
「――は?」

 君と君の荷物をここまで運ばせといて、用が済んだらポイか?なんと非常な……。

(まぁいいや、トイレ終わるまで待ってよう)
「帰って」

 彼女はトイレに行く前に俺を部屋から追い出そうをしている。ここで下手に暴れたり声をあげられても困るので一旦従うことにする。

(まぁいいや、玄関の外で待ってよう)

 俺だけ玄関の外に出てドアを閉められる。おそらく彼女はトイレに行ったようだ。

 当然、このまま外で待っているほど俺はアホではない。というか恩人はちゃんと部屋に招いて接待するべきだ。彼女がトイレに入っているうちに部屋の中におじゃますることにする。

 ガチャ……ゴン!

(ドアガードをかけやがった!)

 ドアガードはU字型の金属をパタンとして、ドアを少ししか開けられないようにするやつだ。チェーンロックの進化版みたいな。

 玄関のカギは空いたままでドアガードだけ。ドアは数センチの隙間しか開かないので、俺は室内に入ることができない。

(クソ……)

 一見すると俺はこの時点で敗北したように見える。が、実はそうではない

 なぜなら、俺の手には彼女の靴とカバンが残ったままだからだ。自分の荷物を持たせたまま俺を追い出したわけだ。というかただ追い出されるのがムカついたから荷物を持ったまま出た。

 荷物に気づいて出てくる様子もない。……たぶんトイレが終わったらそのまま寝るパターンだろう。

 さて、普通の男ならさすがに冒険を諦めるだろう。だって部屋に入れないからね。

 だがしかし、こういうシチュエーションが刺さる性癖の俺は諦めない。

ドアガードと下半身丸出し女

 カギは空いている
 ドアガードは閉まっている

(ドアガードを開ければ入れるな……)

 そう、ドアガードは外から開ける方法が存在する。実際に試したことはなかったが知識としては知っていた。必要な道具を持ってきさえすればドアガードを開けられるかもしれない。

 その間にもしドアのカギを閉められたとしても、カバンと一緒にカギは俺が持っている。つまり入れる。

 俺は人生で初めてドアガードを開けて侵入することを決意した。ダンジョンに入る冒険者の心持ちだ。いや、荷物を届けるための親切心だ。

 家まで送り届けた俺にお礼を言って、お茶でも出してくれて、ついでにチ○ポをペロッとしてくれたらこんなことはする必要がなかったのに。

 早速、ドアガードを開けるための道具を用意しにかかる。彼女の靴とカバンは玄関前に置いて、カギだけ持ってマンションを出る。

 知識の再確認のためドアガードの開け方をググる。

 必要なものはビニールひもだ。ビニールひもじゃなくても、ドアの隙間に通せるくらい薄くて長いものであれば良い。できればビニールのように滑るものがいい。

(引っ越しで使ったのが確かあったはず。なかったらコンビニで買えばいい)

 俺は足早に自分の家に戻る。徒歩2分程度だからすぐだ。ビニールひもはすぐ見つかった。

 まるごと持っていくのも邪魔なので必要な長さだけ切って持っていく。ドアの上部からドアガードまでの距離×2倍の長さが最低限必要。

(一応間違えるなら長めだな。4メートルもあれば足りないことはないだろう)

 ビニールひもをポケットに突っ込み彼女の部屋まで戻る。泥酔女を拾ってエロい行為をするのも興奮するが、部屋に侵入する行為自体もなかなか興奮を覚える。

 ちなみに勝手に人の家のカギを開けたりするのは犯罪になるので良い子はマネしないように。

 再び彼女のマンションに戻る。入り口を通って部屋の前に到着するまで人と遭遇はしなかった。

 エントランスに防犯カメラはあるが、そのマンションのカギを使って普通に入っているので問題ない。部屋の前の通路にはカメラの類はない。あとは、タイミング悪く人が現れたりしなければOK。

 玄関前には置いていった靴とカバンがそのまま置かれている。今のところ誰にも見られていないだろう。まだ6時前だしな。

 ドアを開けてみると先ほどと状況は変わらず。カギは空いていてドアガードだけかかっている状態だ。

 室内を覗いてみるが玄関まわりに人の気配はない。室内の奥まで確認したいが、ドアガードの隙間からは見通せない。

 物音はしないので、たぶんトイレに行ったあと寝てしまってると思われる。もしくはトイレの中で死んでいるかだな。

 俺は周囲に人の気配が無いことを確認し、ポケットからビニールひもを取り出して実行に移る。

――――

 ドアを開けた状態にする
 ドアガードにひもを通してひもの両端を持つ(裁縫で針に糸を通すのと同じだ)
 ひもを引っ掛けるのはドアガードのなるべく先端寄りの部分(U字の折り返し部分だな)
 ひもを二重に持ったままドアの上を通して紐の先端をドアの外に出す
 そしてドアを閉める
 あとはひもを引っ張るだけ

――――

 ドアガードは、ドアを閉めた状態でないと動作しない作りになっている。ひもを引っ掛けて外から引っ張ることで「ドアを閉めた状態で」「ドアの外から」「ドアガードを解除できる」ということだ。

ガコンッ!

「お、開いた……」

 始めてやってみたが一発で上手く行ったようだ。

 そっとドアを開く。


(いた……!)

 部屋の一番奥にあるベッドの上に女の子が寝転がってるのが見えた。

 周りと室内に他の人間がいないことを確認。彼女の靴とカバンを持って玄関の中に入る。

 ……侵入成功。

 ベッドの上の彼女は布団をかけていない。膝を折り曲げるようにして横向きに、背中をこちら側に向ける形で寝ている。

 外は明るいがカーテンを締め切っているせいで室内は薄暗い。玄関から彼女の様子を伺うと、衝撃の光景が目に入る。

(ケツだ!)

 そう、ケツ丸出しである。

 おそらく、デニムとパンツを脱いでトイレに行ってそのまま寝たのだろう。

 玄関の鍵とドアガードをかけ、靴を脱ぎ室内におじゃまする。もちろんビニールひもは丸めてポケットに回収するのも忘れない。

 彼女にそっと近づいて観察する……。

 ケツ丸出しである。

 膝を折り曲げて寝ているので、ケツだけでなくマ○コも丸出しである。

 脱毛しているかどうかわからないが、少なくともIラインは無毛なためしっかり見える。酔っぱらいだが、漏らしたり変な汁が滲んでいることもなく、かなり綺麗な状態のマ○コだ。

 匂いもほぼしない。トイレでしっかり洗浄したのだろうか。

 形状としては比較的ぴったり閉じているタイプ。つまり穴とかビラビラとか内部がほぼ見えないようなIラインだ。

 フルボッキである。

 泥酔女を拾ってそのままセックスするなどというおとぎ話が、現実に目の前で起きている。……あとはもうチ○ポを入れるだけだ。

 しかし、俺はすぐには手が出せない。なぜなら、こいつはエロいことをするとちゃんと体を動かして抵抗するタイプの酔っぱらいだからだ。

 脳みそが疲れて寝てるだけで、体は元気という感じだ。ここで尻をなででもしたら即飛び起きて逃げる可能性がある。……下手におっぱいを揉んだりできない。

「どうすっかな……」

 俺はチ○コをシゴキながら考える。スウェットなのでチ○ポはすぐに出せるのだ。

 シコシコシコ……

 一応、起こさない程度にチンコを髪の毛につけてみたり、マンコの匂いを嗅ぎながら考える。やはり若いマンコは良い。

 数分の間、部屋の中を物色しながらチ○コをシゴキながら考え、一つの結論にいたる。

(いきなりチ○コをぶっ刺すしかない)

 触れたら目を覚ましてしまうのであれば「触った=チ○コ入ってる」の状態を作るしかない。「ブッ殺すと心の中で思ったならその時スデに行動は終わっているんだ」ってやつだ。

「チ○コはもう……入っている」を実現するためには課題が2つある。

 ひとつは体勢。
 膝を曲げて横向きに寝ている。ここに俺の腰を押し付けるには、膝を伸ばしたり、足を開いたりさせないとチ○コが秘孔に届かない。というか挿入できる角度ではない。

 彼女がそのままの体勢だとア○ルにしかチ○コが届かない感じだ。これはもう、一瞬で彼女の足の間の隙間をこじ開けて起きる前に滑り込むしかない。……まぁあとでまた考えよう。

 もうひとつの問題は潤滑剤だ。
 トイレのあとだからかマ○コには水分がない。オリモノとか愛汁的なものはまったくなく非常に綺麗な状態。

 さらに、ぴったり閉じているタイプのぴったりマ○コである。きっとペペ○ーション的な潤滑剤がなければ挿入できないだろう。絶対にグッと入り口で止まってしまうことが予想される。

 ということで試しの門を開くための潤滑剤的なものが無いか、室内を物色することにする。

 まずはざっと室内を見渡す。

「まぁ……そんな都合よくローションなんて置いてないよな」

 1Kなので、ざっとどんなものがあるかは見分けがつく。もしかしたらエ○チ系グッズは厳重にどこかに隠しているかもしれないが、ゴソゴソ探している時間がおしい。

「……となるとローションに代わるなにかだな」

 一時的にでも潤滑剤として使えるものを探すことにする。要はヌルヌル滑りがよくできるならなんでもいい。

 何でもいいと言っても、一般的に部屋にあるものでヌルヌルするものなんて限られている。

 食用油
 ボディクリーム系
 シャンプーなどの洗剤系

 そのくらいか。

 肌につけることと事後の処理のことを考えると、ボディクリーム系が理想だ。だが、ちょうどいいヌルヌル具合のクリームがあるとも限らない。というか、化粧品とかいろいろ置いてあるわけで、パッと見だとどれにどんな中身が入ってるのか全然わからん。

 キッチンに移動してみるが目に付く範囲にサラダ油的なものはない。冷蔵庫にたいした食材が入っていないことも考えると、たぶんこいつは自炊しない系女子のようだ。さすがキャバ嬢。

 ということで残るは洗剤系。ボディソープかシャンプーか石鹸か。それなら100パーセントある。

 おっとその前に当然歯ブラシにチ○コは押し付けておく。明日の朝は俺の我慢汁で歯磨きしてくれ。

 浴室に入ってボディソープを少しだしてチ○コに塗ってみる。ローションの代わりとしては微妙だが何も塗らないよりはマシだ。

「思ったよりすぐに乾くな……」

 ボディソープをそのまま体に塗ると、すぐに水分が飛んでヌルヌル感が失われることに気づく。塗る量を増やせば持続するだろうが後の処理が大変になりそうだ。もちろん水で濡らせばヌルヌルするがそれだと泡立ってしまう。

 ということでボディソープをそのまま少しだけ塗って準備完了とする。

「さて……」

 彼女は相変わらずこちらにケツを向けてベッドに寝転がっている。すんなり入るかどうか確認するためにマンコを観察する。やはり全く濡れていないのでスムーズに挿入できるかどうか難しそうだ。

 かといって潤滑剤をマ○コに塗ろうとして触ったら、たぶんその瞬間に起きて抵抗する。挿入直前にピタッと閉じたマ○コを指で広げ、その瞬間にボディソープ付きチ○ポをねじ込むしかないだろう。

「いよいよだぜ……」

 マ○コにチ○コを押し付けようとしたが、やはり彼女の折り曲げた足が邪魔で届かない。彼女の足をガバっとどかさないと角度的に挿入できない。

(そのまま深い眠りについててくれ)

 チ○コは狙いを定めたまま、挿入できる体勢に動かそうと彼女の足を押したてどけた。

「っ?!」
(起きやがった!)

 彼女は体の接触を拒むようにベッドの上の逃げる。それを俺のチ○コが追跡していく。

「ちょっと挿れさせて――」
「いやだっ!」

「いいから」
「いやっ!」

 拒否してはいるものの、最初と同じく「体は動かせるけど特に頭は回っていない」状態だ。まともに会話もしないし、知らない男が部屋にいるという状況も理解していない様子。

 だから「キャー助けてー」みたいなことにはならない。言葉の喋れない赤ん坊や犬猫のように、ただイヤなものをイヤがっているだけだ。

 しばらくチ○コでマ○コを追いかけていると彼女が立ち上がってきた。

「帰って!」

 特に大声を上げるわけでもなく、懇願するように追い出そうとしてくる。

「わかった。じゃあチ○コ舐めて」
「やだ!帰って」

 ベッドから降りた彼女が床に座り込んだので、目の前に銃口を突きつける。

「チ○コ舐めてよ」
「いや!」

 口で抜いてくれたら挿入は勘弁してやる。

 そんな意味合いを含めて言ったつもりだか、彼女はそもそも状況を理解していない。だから交渉ごとなんて通用しない。イヤだからイヤと言い続けてるだけだ。

 そうしているうちに彼女は再び立ち上がり俺を部屋の外に押し出そうとしてくる。俺は今、下半身丸出し女と相撲をとっている。

「帰って!」

 一生懸命俺を押し出そうとしているうちに意識が覚醒してきたのか、押し出しの技のキレも声のボリュームも上がってきた気がする。

(このままヒートマップしたらまずい……)

「わかった。……出てくよ」

 俺は下半身丸出し女に追い出された。決まり手は押し出し。

「クソが……」

 最悪、女が寝付くまで待ってもう一回トライしようかと思った。だが、今度はしっかりドアの鍵とドアストッパーを締められた。

 鍵は部屋の中にある。

……ゲームオーバーだ。

 千載一遇のチャンスかと思ったが、酔っ払いだからと言って簡単に挿入できるわけではないことを学んだ。

 もちろん無理矢理力ずくでやれば出来ないことはない。ただそこまでする勇気は無かった。無理矢理犯してタイーホは嫌だ。

「お前の優しさが仇になることもある」

 いつか師匠に言われた言葉を思い出す。

「でも、あの様子だと無理矢理やっても記憶無さそうだな……」

(もし今度チャンスがあったら……多少強引でもチ○ポをねじ込もう)

そう股間に誓いながら朝日を浴びて家路についた。

ちなみに俺に師匠はいない。

#小説 #体験談 #泥酔 #お持ち帰り

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