エロ動画のジャンルの一つに「民家のぞき」があります。
民家のぞきとは、一軒家やアパートなどで生活する様子を外から覗く・盗撮するものです。
探せばたくさんの民家のぞき動画が見つかると思いますが、「覗ける家はどこにあるのか」なんて情報はネットで探して出てくるものではありません。
あれらの映像を撮影するために、どのように覗ける家や部屋を見つけているのか?について犯人の気持ちになって思考実験をしてみます。
こんな感じで探しているかもしれないという知識があれば防犯に役立つかもしれないので興味ある人だけ続きをご覧ください。
のぞける家・部屋の条件
探し方を説明する前にそもそも「のぞける家」とはどういうことなのかの条件・前提を抑えておきます。
魚釣りで言うなら「釣りたい魚がそこにいて、かつ釣りという行為が可能な場所」でなければ釣れません。
どちらか片方でも条件を満たさなければ覗ける家にはならない。
セキュリティがガバガバでいくらでも家の中を覗けるような状況であっても、汚いオッサンの一人暮らしだったらそこは「のぞける家」にはならない
TOPアイドルなど私生活を覗き見たいと思える人が「六本木の○○レジデンスの20階に住んでいる」とわかっていても、高級マンションは侵入不可能だし物理的に覗けないので条件を満たさない
ということなので、覗ける家を探す方法を分類するとすれば、どちらか一方の条件から探して、その後にもう一つの条件を満たすかチェックする流れになります。
次からそれぞれの条件を満たす人・場所を探す方法の一例を紹介します。
のぞくターゲット(対象)を見つける
のぞく対象(人)から先に見つけるケース。
一般的に多くの人からターゲットにされやすいであろう若い女性を前提として説明しますので、熟女好きとか男を覗きたい場合はそのターゲットに置き換えて読んでいただければと思います。
ターゲットにあたりをつける方法は主に2パターン。
- 外で直接見かける
- 家から住人を推測する
外でターゲットを直接見かける場合は簡単で「あ、この人覗きたいな」と思った人を見かけたらそのまま尾行して家を特定すればいいだけです。
家の特定が最終目的の場合、重要なのは尾行を始めるタイミング・場所だけ。
要は、今から帰宅するでだろうタイミングから尾行を開始します。
- 夕方、最寄りのコンビニやスーパーから
- 夕方、最寄りの駅・バス停から
- 夕方、学校・会社から
※もちろんターゲットの属性・生活習慣による
もう一つ、家や部屋の特徴から覗きたい対象が住んでそうかどうかを推測する場合もあります。
- 間取りからひとり暮らしなのかファミリーなのか推測
- 外から見えるカーテンや小物で性別や年齢を推測
- 車や自転車などで住人を推測
ここまでで、「のぞきが可能かどうかはまだ不明だが、覗きたいと思える人がそこに住んでいる」までわかります。
覗きたい対象の自宅を特定したら、あとは覗ける隙間があるかどうかを調べるだけの簡単なお仕事です。
のぞける家を見つける
言ってしまえば、物理的に覗き見ができるかどうかを調査するだけの単純な話です。
しかし、ある程度の当たりをつけて探ったほうが効率が良いので、こんなところに注目して探してみると良いかも?と思えるところを書いてみます。
覗ける隙間を探す
まずは、物理的な隙間があるかどうか。
隙間を言い換えると、自分の目(やカメラ)から見る対象の間に直線上に光が通るかどうかです。
銃を撃つときに射線が通るかどうか確認するのと同じことです。レーザーポインターでもいい。
結局は光が通る(=見通せる)かどうかを確認するので、外が暗くて室内が明るいときが確かめやすいです。室内から光が漏れていれば覗ける可能性があるとわかります。
家のどんな場所が見通せる可能性があるのかを参考に置いておきますので、以下にあげる箇所をチェックしていくと良いかも。
玄関ドア周辺
- 郵便受け
- ドアスコープ
- ドアの下の隙間
- ドアの上の窓
- ドアの下部の通気孔・開口部(古めのアパートによくある)
玄関ドアは基本的に閉じられていますが、周辺には隙間が作られていることが多いです。
光や風の取り込みのために、上に窓があったり下の方に通風孔があったり。
郵便受けも形状によっては外から押してフタを持ち上げると覗けてしまったりします。
建物によってドアの形状や構造が様々なのでケース・バイ・ケースです。
ドアスコープ(のぞき穴)も単眼鏡を使えば覗ける場合があります。
窓(風呂・トイレ)
風呂やトイレは衣類を身に着けていない状態になるので、のぞくことが出来れば確実にえっちです。
しかし、一日のうち限られた時間しか利用されないことがデメリット。
- 窓が透明ガラスかすりガラスか
- 窓が開けれらることがあるか
- 窓が閉じているなら外から開けられるか:施錠の状態と窓の構造
窓のデザインによっては外から見てもなんの部屋の窓なのかわかりにくいことも多々あるので、住人の生活リズムや間取りに想像を働かせて、トイレなのか風呂なのかはたまた別の用途の部屋なのかを把握します。
窓(居住スペース)
居住スペースは住人の滞在時間が長いので私生活のさまざまな行動を見ることができます。
着替えたり・くつろいだり・寝たり・セルフマッサージしたり。
1R・1Kであれば一部屋だけですが、それより広い間取りであればリビングや寝室など複数あります。
- 窓が透明ガラスかすりガラスか
- 窓が開けれらることがあるか
- 窓が閉じているなら外から開けられるか
- カーテンの隙間があるか
- 窓がある位置に侵入できるか
通常、道路など開けた部分に玄関が設置されているので、居住スペースの窓は建物の敷地の奥とか裏側に位置することが多いです。
例えば、2階以上の部屋でもオートロック無しのアパートであれば玄関先までは侵入可能ですが、ベランダ側に近寄るのは不可能です。
換気扇・通気孔
換気扇や通気孔から室内が見通せる場合もあるので、窓だけ見て諦めずに探してみると良いかもしれません。
いずれも可動する設備なので、例えば「換気扇が回っているときだけ室内が見える」なんてこともあります。
ただし、ホコリや油汚れがついていることが多いので、服が汚れたり触った痕跡が残ることに注意した方がいいかもです。
それと、光が通るかどうかは別として通気孔みたいに空気の出入りがある部分は音が聞こえます。耳をすませば室内の様子が伺えるかもしれません。
覗ける時間・タイミング・時期を把握する
室内をのぞくことができるかどうかのチャンスタイムは時間やタイミングで変化します。
- 普段リビングの窓とカーテンはしっかり閉められているけど帰宅直後から10分間は開いている
- 風呂・脱衣所は使用中はしっかり戸締まりされているが、換気のために風呂を出る直前だけ窓が開く
- 夜10時くらいまでリビングにいて、それ以降は寝室に移動する など
住人の帰宅時間や入浴時間などの生活リズムを把握することも重要。
もう少し観察期間を長くして曜日ごとの違いや時期によっての変化までわかればより素晴らしいですが、データの管理がめんどうくさいので、ほとんどの場合はそこまでしなくて良いでしょう。
覗き行為ができる場所・位置に滞在可能か確認する
覗ける隙間があったとしても、のぞきや盗撮行為を働くには犯人がその場に一定時間滞在する必要があります。
のぞきスポットの位置や周辺の環境に左右されます。
要はひと目につかないかどうかです。
- 人通り・車通り
- 防犯カメラ・センサーライト・警報の有無
- 近隣の住人の出入り
- 隣に住むオッサンが定期的にタバコ吸いにベランダに出てくるとか
夜間はひと目につきにくいですが、同じように自分が見られていることにも気づきにくいので細心の注意が必要です。
獲物を狙っているときが最も自分が獲物として狩られやすいっていうアレもあります。
防犯カメラなんかは暗いと存在が分からなかったりするので、不安がある場合は一旦諦めて、日中の明るいときにカメラが設置されてないかどうか下見をした方が安全です。
民家のぞきスポットを地図にプロットする
ターゲットとなる家の数が増えたり分布範囲が広くなっていくと場所を記憶しておくのが難しくなるので、自分で把握できるように地図アプリにプロットしておくと良い。
Google マップ – 乗換案内 & グルメ
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地図アプリ上に目印をつけておくと、場所や建物ごとにメモを残したりもできて便利です。
あの建物どこだっけ?となったときもGoogle MAPからストリートビューを使えば確認できます。
あとは、地図上で全体を俯瞰してみることでどういうルートで回れば効率よく動けるか?なんてことにも使えますね。
まとめ:民家のぞき被害に合わないよう防犯意識を
犯人の思考を想像して書いてみましたので、是非防犯にお役立ていただければ幸いです。
ちなみに犬や猫などはめちゃくちゃ耳がよくて音に敏感なので防犯に使えると思います。
ついでに民家のぞきの裏技を紹介して終わります。
それでは。
あ、万が一この記事を見て自分でやりたくなった人がいても絶対辞めたほうがいいです。
人の作った動画を見て満足していた方が懸命です。